責任投資

LGIMは、責任投資によってお客様のリスクを軽減できるだけでなく、パフォーマンスを犠牲にせずに長期的な投資成果も向上させることができると考えています。また、同時に、投資先企業や社会全体にも良い影響をもたらすことができると考えています。

LGIMは、アクティブ・オーナーシップ、環境・社会・ガバナンス(ESG)の統合(インテグレーション)、および長期テーマ分析を組み合わせることで、責任投資をLGIMの投資プロセスに組み込んでいます。

また、LGIMはお客様だけでなく、社会全体に対しても責任があると考えています。その責任を果たすため、自らの規模と影響力を使って、すべての市場と業種においてスタンダードを引き上げ、企業に変化を起こさせることを目指しています。

ダイバーシティを促進し、気候変動に取り組み、所得格差を減らすためのLGIMの取り組みの詳細については、アクティブ・オーナーシップ・レポートをご覧ください。

スチュワードシップ責任についての考え方

LGIMは、お客様の資産を長期にわたって保護できるよう、多大な資源を投入し、包括的なアプローチでスチュワードシップ責任を遂行しています。LGIMは、どの部門がスチュワードシップについての権限や責任を有し、誰が最終的な意思決定者であるかについて透明性をもって情報開示することはきわめて重要であると考えています。そのような情報は、組織がスチュワードシップにどれだけ真剣に取り組み、利益相反を管理しているのかを理解するための指針になるためです。

LGIMのスチュワードシップ活動は、LGIMグループの持株会社であるLegal & General Investment Management (Holdings) Limited (LGIM(H))が中核となって推進されています。その結果として経営資源やケイパビリティを組織全体に行き渡らせることができます。さらに、種々のスチュワードシップ活動間に一貫性を持たせるため、LGIM(H)として英国、日本、マレーシア、米国を含む数多くのスチュワードシップ・コードに署名し、積極的な支持を表明しています。

LGIM(H)の子会社であるリーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社(LGIMジャパン)もまた、日本版スチュワードシップ・コードの趣旨に則り、日本においてスチュワードシップ活動に取り組んでいます。

LGIMのお客様と受益者の利益を確保するための主なスチュワードシップ活動は以下のとおりです。

  • 企業とのエンゲージメント
  • 議決権行使
  • ポートフォリオ管理におけるESGの統合
  • システミックなリスクや機会への対応
  • 政府、規制当局、政策立案者への働きかけと影響力の行使
  • 他の機関投資家やステークホルダーとの協働

さらに、LGIMは、すべてのお客様に対する責務とアカウンタビリティを果たすためにLGIM(H)としてスチュワードシップ活動について情報を開示しています。具体的には、定期的に発行している各種報告書、ソート・リーダーシップ・コンテンツ(特定のテーマについてLGIMの見解を示した読み物)、コンファレンス、1対1のミーティングなどを通してLGIMのスチュワードシップ活動について報告し、最新のトピックをお客様にお届けしています。

LGIMのスチュワードシップ活動についての詳細はLGIMのウェブサイト(英語)からご覧いただけます。

アクティブ・オーナーシップ

企業とのエンゲージメントや議決権行使に代表されるスチュワードシップ活動をリードするLGIMのインベストメント・スチュワードシップ・チームは、運用部門とは独立しています。また、チームのヘッドは、LGIMの取締役であり、LGIMのCEOの直属となっていますが、LGIM(H)の非業務執行取締役と随時、緊密に意見交換をしています。この組織体制は、投資における潜在的な利益相反を最小限に抑え、LGIMが常にお客様の長期的な利益を最優先に行動できるよう設計されています。

LGIMは、取締役会の人員構成(独立性やダイバーシティ)、気候変動への取り組み、企業戦略、役員報酬および後継者選任方針などについて問題のある企業の取締役の選任議案に反対票を投じています。2019年には、投資先企業の71%で何らかの会社提出議案に反対しました。これには、4,000名超(日本企業の587名を含む)の取締役選任案に対する反対票が含まれます。なお、LGIMは個別議案についての議決権行使結果(反対理由を含む)を月次で公表しています。

また、LGIMは約10年にわたり、市場や企業のスタンダードの引き上げを目指して日本を含む各国の企業、投資家、および規制当局と協力してきました。例えば、2014年には、他の20のグローバル投資家と連携し、チェック&バランス機能を実現する上での取締役会の独立性の重要性を概説した書簡を各企業、首相、規制当局、証券取引所に送付しています。

ESGの統合

LGIMのインベストメント・スチュワードシップ・チームとインデックス・チームは、ESG基準に基づいて企業をスコア付けするために、ルール・ベースで透明性のある手法を開発しました。これはLGIMの運用に広く使われているLGIM ESGスコアの算出に使用されています。

LGIMはこのスコアを使用し、高スコア企業のウェイトを高くして低スコア企業のウェイトを低くする「傾斜」を付けた株式および債券インデックスを作成しています。LGIM ESGスコアは、LGIMがどのように投資先企業に働きかけ、議決権を行使するかを判断する際にも使用されています。

ESGを統合するアプローチは、アクティブ株式運用チームやグローバル債券チームにも利用されています。アクティブ運用チームは、企業分析や投資判断にLGIM独自のツールである「アクティブESGビュー」を活用しています。このツールには、企業が直面するESGのリスクや機会に関するリサーチの他、アナリストが追加した定性情報が蓄積されています。

長期テーマ分析

LGIMは資産クラスにまたがる総合的なリサーチを行っています。LGIMは、エネルギー、人口動態、テクノロジー、そしてこれらのテーマを取り巻く政治と政策に注目しています。

このアプローチによって、LGIMは変化する世の中と投資環境に対する見方を形成していきます。上記の長期的テーマ間の関連性などの分析には、LGIMのファンドマネジャー、アナリスト、ストラテジスト、およびエコノミストの協力が不可欠です。その分析から、各企業が急速に変化する世界にどのように適応しているかを理解することに加え、将来にわたって成功を収めていく企業を特定することができると考えています。

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アクティブ・オーナーシップ・レポート 2019 (英語)

アクティブ・オーナーシップ・レポート 2019 要約版(日本語訳)


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